MIU ART BOX

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アーティストとしての活動拠点を玉野市からニューヨークに移していた美術家・斉藤清光さんから玉野市中心市街地に現代アートを展示、一般公開する「宇野港アートマップ構想」の一翼を担って貰えないかと提案され、2004年に宇野港フェリーターミナルの離島航路棟に展示スペース・MIU ART BOX を開設。

宇野港フェリーターミナル・離島航路棟

当時、地中美術館の館長だった秋元雄史さん金沢21世紀美術館・特任館長)から「センスが良いねぇ! 誰がやっているのかと思ったよ」と声を掛けて貰ったのを励みに活動を続けてきましたが、フェリー会社との代理店契約が終了した事に伴い、2017年4月20日に閉廊しましたが、その後も「宇野港アートマップ構想」は継続中。お気に入りの施設(焼き鳥屋、Cafe Bar 、ピザ屋など)に作品を貸し出しています。

金沢21世紀美術館(2005)

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

企画展:SIDE CORE
    Living road, Living space
会 期:2025年10月18日(土)〜2026年3月15日(日)
    10:00〜18:00
入館料:1,200円(一般)
会 場:金沢21世紀美術館
    石川県金沢市広坂1-2-1
    076-220-2800(代表)

アートチーム SIDE CORE は、これまで東京を活動の舞台としながら、日本各地でもプロジェクトを展開してきました。そうした実践の背景には、2011年の東日本大震災を契機に実感した 「都市はあらゆる側面で他の地域に依存して成り立っている」という気づきがあります。

彼らは、ストリートカルチャーを「都市の公共空間における表現」にとどめるのではなく、「道=異なる場所や価値観を媒介するもの」として再定義してきました。つまり、ストリートカルチャーを、 都市の路上に閉じた表現ではなく、地域と地域をつなぎ、移動や文化の連鎖反応に基づく表現運動として捉え直すことを試みています。

本展は「道路」や「移動」という視点から、「異なる場所をつなぐ表現」をテーマとしています。「道や移動」をテーマにした作品展示に加え、展覧会ゾーンに期間限定で開設される無料のスペースなどを通し、美術館という空間に別の「道」を開いていきます。さらに、ゲストアーティストを招聘し、スケートボードやグラフィティ、音楽イベントといったストリートカルチャーの表現を通して、制度に拠らない生きる術を日常のなかに編み出し、それをグローバルなコミュニティで共有していく表現運動にフォーカスします。 当館がさまざまな価値観や生き方が交差する場、つまり「生きている場所」となることで、新たな関係を紡ぐ表現の可能性を提案します。

山陽新聞玉野圏版で紹介された記事(2004)

2004年7月18日のオープニング作品は、斉藤清光さんの作品・フーリッシュ・ドローイング・オン・ペーパープレート。自分は、武蔵野美術短期大学で学び、縁あって月刊誌・JAPAN INTERIOR DESIGN の編集部に5年ほど在籍した経験があったものの、海外の作家とコミュニケーションする英語力も無かったし、日本人の現代アート作家への伝手もなく、数年間は、既知の作家からの紹介を頼りに展示を重ねました。

因みに、アイキャッチ画像は、MIU ART BOX が閉廊間近の2016年11月に展示してくださった美術家・高本敦基さんの作品・「Life in the fall _48623」(企画&写真:青地大輔)。因みに、このブログで紹介出来なかったコレクションは、インスタグラム( 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 )などにも少しアップしています。ご高覧いただけたら幸いです。

東城信之介さんの作品・(2013)

こちらは、東京デザイナーズウィークで一目惚れして展示をお願いした東城信之介さんの作品ですが、果たして1日に何人が鑑賞してくれているのかを1時間、観察してみました。結果は、作品に目を向ける人は、10人に1人で、注視する人は、20人に1人ほど。ここを訪れる人たちは、観光客よりも通勤、通学の方が多いので当然でしょうか。

そのような中でも、欧米系の人の美術作品との接し方が素直で好感を持ちました。ステートメント(英語併記しています)を読みながら仲間と意見交換をしたり、なにやら検索を試みて頷いていました。周辺の目に囚われない素直な意志、大切ですよね。

大西千夏さんのパフォーマンス@MIU ART BOX(2014)

こちらは、MIU ART BOX で行われた大西千夏さんのパフォーマンス「ウサギ と星」 Vol.5 。会場には、角南育代さんの作品・「それを確かめることはできない」を展示していました 。角南さんは、とても現実的な思考の持ち主だと思うのだけど、その悪戯っぽい眼差しから産み出される物語は、時間も空間もワープされた不思議ワールド。観客の熱視線を軽くかわすような、親しみがあるような、そうでもないような。手強いです!

待合所のベンチを集めて作ったステージ@MIU ART BOX(2014)

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

個 展:角南育代・作品展(終了)
    本の世界は無限 ものがたりの迷路へ
会 期:2024年7月10日(水)〜8月31日(土)
    11:00〜16:00
会 場:子ども図書館 ほたる
    岡山県赤磐市馬屋1434-7

建物は、1910年に現在の久米南町に赤坂尋常高等小学校(現・誕生寺小学校)の校舎として建築され、1973年に現在の場所に移築されました。2018年に国登録有形文化財に登録。代表理事・大槻順一郎さんたちの熱い思いで、何年もかかって2023年8月開館し、1周年を迎えます。

こども向けの本だけでなく、アート、建築、冒険、科学、自然などに関するおとなも嬉しい本がたくさんあり、揺り椅子やドームなどの設えも魅力的です。窓からの景色も四季折々、心の洗われる空間にお越しください。

サトウリツコさんの区画
岡部 玄さんの区画

サトウリツコさんの区画への岡部 玄さんの侵食度合いが凄まじい! 🤣

こちらは、アートディレクター・那須孝幸さんの企画で開催した二人展・「ビニール・ホーム ~ 透明な境界の家」展@倉敷市立美術館(主催:MIU ART BOX )。作家さんは、岡部 玄さんとサトウリツコさん。会期中も作品が「変容」し続けて楽しませていただきました。

MIU ART BOX コレクション展@交流拠点施設・uz(2014)

こちらは、経済産業省からの補助金申請のために開催したコレクション展。この他にも地元作家の個展を企画、開催しました。

ギャラリー名の由来になった愛猫・ミュウの昼寝姿@自宅屋上(2014)

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