MIU ART BOX

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アーティストとしての活動拠点を玉野市からニューヨークに移していた美術家・斉藤清光さんから玉野市中心市街地に現代アートを展示、一般公開する「宇野港アートマップ構想」の一翼を担って貰えないかと提案され、2004年に宇野港フェリーターミナルの離島航路棟に展示スペース・MIU ART BOX を開設。

宇野港フェリーターミナル・離島航路棟

当時、地中美術館の館長だった秋元雄史さん金沢21世紀美術館・特任館長)から「センスが良いねぇ! 誰がやっているのかと思ったよ」と声を掛けて貰ったのを励みに活動を続けてきましたが、フェリー会社との代理店契約が終了した事に伴い、2017年4月20日に閉廊しましたが、その後も「宇野港アートマップ構想」は継続中。お気に入りの施設(焼き鳥屋、Cafe Bar 、ピザ屋など)に作品を貸し出しています。

金沢21世紀美術館(2005)

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

企画展:路上、お邪魔ですか?
    Living road, Living space
会 期:2026年4月25日(土)〜9月6日(日)
    10:00〜18:00
入館料:1,200円(一般)
会 場:金沢21世紀美術館
    石川県金沢市広坂1-2-1
    076-220-2800(代表)

路上には、自由と邪魔が同居しています。

かつて日本には、公界と呼ばれる一定の制度や権力の及ばない自由な空間が存在していました。寺社の門前や宿場町に見られた領域は、移動する人々や芸能を受け入れ、文化や交流を育む装置でもありました。現代における「路上」は、そうした歴史的空間と完全に重なる訳ではありませんが、所有や統治の枠組みが曖昧で、ときに制度へのレジスタンスによって、路上に自由を見出そうとしてきました。一方で路上は、単に自由や解放の象徴だけではありません。排除の論理によって居心地の悪さや不安定さも抱えています。本展では、路上をキーワードに紹介可能な作品や歴史的なできごと、さらには言説をふくめ、現代においてますます複雑になる公共性がもつ課題を考えます。

本展の開催は、1986年に発足した「路上観察学会」の創設40周年も契機としています。赤瀬川原平や藤森照信らによって結成された路上観察学会は、意図をもって生み出された芸術作品ではなく、都市と自然とが意図せず生み出した状況を、可笑しみをもって取り上げる「目」を、メディアを通して共有した活動です。そこには路上がもつ豊かさを伝えるとともに、開発によって均質化した都市への批判も込められていました。

「彼女が邪魔だった」 ― これは、2020年に渋谷で起きた路上生活者殺害事件で、加害者が発した言葉です。路上は、所有が曖昧であるがゆえに公序が強調され、時に他者の主観的ルールが衝突する息苦しさを孕んだ空間でもあります。2020年の事件は、公共性の意味を取り違えたときに起こりうる取り返しのつかない暴力を私たちに突きつけました。れでも、この「自由」と「邪魔」が共存する路上においてこそ、批評的な文化実践が数多く立ち上がってきたのです。本展は、現代美術から歴史的資料、テレビゲームや銭湯、大道芸までをも紹介しながら、路上は誰のものか?をキーワードに、過去の実践から現代の都市に対する批評的なアプローチまでをたどりながら路上の公共性を探ります。批評とユーモアの喧騒に溢れた、路上の芸術に出会いにきてください。

山陽新聞玉野圏版で紹介された記事(2004)

2004年7月18日のオープニング作品は、斉藤清光さんの作品・フーリッシュ・ドローイング・オン・ペーパープレート。自分は、武蔵野美術短期大学で学び、縁あって月刊誌・JAPAN INTERIOR DESIGN の編集部に5年ほど在籍した経験があったものの、海外の作家とコミュニケーションする英語力も無かったし、日本人の現代アート作家への伝手もなく、数年間は、既知の作家からの紹介を頼りに展示を重ねました。

因みに、アイキャッチ画像は、MIU ART BOX が閉廊間近の2016年11月に展示してくださった美術家・高本敦基さんの作品・「Life in the fall _48623」(企画&写真:青地大輔)。因みに、このブログで紹介出来なかったコレクションは、インスタグラム( 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 )などにも少しアップしています。ご高覧いただけたら幸いです。

東城信之介さんの作品・(2013)

こちらは、東京デザイナーズウィークで一目惚れして展示をお願いした東城信之介さんの作品。果たして1日に何人が鑑賞してくれているのかを1時間、観察したところ、作品に目を向ける人は、10人に1人で、注視する人は、20人に1人ほど。ここを訪れる人たちは、観光客よりも通勤、通学の方が多いので当然でしょうか。

そのような中でも、欧米系の人の美術作品との接し方が素直で好感を持ちました。ステートメント(英語併記しています)を読みながら仲間と意見交換をしたり、なにやら検索を試みて頷いていました。周辺の目に囚われない素直な意志、大切ですよね。

大西千夏さんのパフォーマンス@MIU ART BOX(2014)

こちらは、MIU ART BOX で行われた大西千夏さんのパフォーマンス「ウサギ と星」 Vol.5 。会場には、角南育代さんの作品・「それを確かめることはできない」を展示していました 。角南さんは、とても現実的な思考の持ち主だと思うのだけど、その悪戯っぽい眼差しから産み出される物語は、時間も空間もワープされた不思議ワールド。観客の熱視線を軽くかわすような、親しみがあるような、そうでもないような。手強いです!

待合所のベンチを集めて作ったステージ@MIU ART BOX(2014)

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

個 展:角南育代・作品展(終了)
    本の世界は無限 ものがたりの迷路へ
会 期:2024年7月10日(水)〜8月31日(土)
    11:00〜16:00
会 場:子ども図書館 ほたる
    岡山県赤磐市馬屋1434-7

建物は、1910年に現在の久米南町に赤坂尋常高等小学校(現・誕生寺小学校)の校舎として建築され、1973年に現在の場所に移築されました。2018年に国登録有形文化財に登録。代表理事・大槻順一郎さんたちの熱い思いで、何年もかかって2023年8月開館し、1周年を迎えます。

こども向けの本だけでなく、アート、建築、冒険、科学、自然などに関するおとなも嬉しい本がたくさんあり、揺り椅子やドームなどの設えも魅力的です。窓からの景色も四季折々、心の洗われる空間にお越しください。

サトウリツコさんの区画
岡部 玄さんの区画

サトウリツコさんの区画への岡部 玄さんの侵食度合いが凄まじい! 🤣

こちらは、アートディレクター・那須孝幸さんの企画で開催した二人展・「ビニール・ホーム ~ 透明な境界の家」展@倉敷市立美術館(主催:MIU ART BOX )。作家さんは、岡部 玄さんとサトウリツコさん。会期中も作品が「変容」し続けて楽しませていただきました。

MIU ART BOX コレクション展@交流拠点施設・uz(2014)

こちらは、経済産業省からの補助金申請のために開催したコレクション展。この他にも地元作家の個展を企画、開催しました。

ギャラリー名の由来になった愛猫・ミュウの昼寝姿@自宅屋上(2014)

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