ヴァンジ彫刻庭園美術館

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クレマチスなどの花々が咲き乱れる庭園も素晴らしい複合施設・クレマチスの丘の敷地内にあるヴァンジ彫刻庭園美術館は、撮影も自由で、心も全開でジュリアーノ・ヴァンジの世界に浸ることが出来ます。設計は、ラウムアソシエイツ。鹿島建設の施工で、2002年4月に開館。

因みに、スルガ銀行の元頭取・岡野喜一郎さん(1917〜1995)のコレクション(約2,000点)を収蔵、展示するために1973年に建設したベルナール・ビュフェ美術館(設計:菊竹清訓、施工:竹中工務店)が、このクレマチスの丘に点在している施設の始まりだとお聞きました。

因みに宿は、沼津倶楽部やJR三島駅から送迎シャトルバス(要予約)が出ているウィンダムグランド淡島などに求めたい。また、水の豊かな三島で見過ごせないのがウナギ料理。浜名湖などの産地から運ばれてくる活ウナギを富士山の湧き水で一週間ほど「静養」させ、余分な脂肪を落とし提供されている。1856年創業の老舗店・うなぎ 桜家は、店内のレトロな風情も楽しめてお勧めです 😃

2020年に閉店したリストランテ・プリマヴェーラ 😭

企画展:すべての ひとに 石が ひつよう
    目と、手でふれる世界
会 期:2021年10月23日(土)〜2022年3月29日(火)
    10:00〜18:00
入館料:1,200円(一般)
会 場:ヴァンジ彫刻庭園美術館
    静岡県駿東郡長泉町東野クレマチスの丘347-1
    055-989-8787

私たち人間は太古の昔から、祭祀や儀式のために、また禍いからの護身や豊穣多産の願いを込めて、自然物である石を彫り、かたちをつくってきました。現代に生きる作家たちもまた、ゆるぎない強さを持つ石との出会いの中で、石という素材と、そして石と対峙する自分自身と向き合いながら作品を制作しています。本展では、「石の声」を聴くように制作を行う8名の作家による石彫作品を紹介します。

この世にある目に見えない気配、神聖な場所から感じ取れる何かを石の力を借りて可視化しようとする長谷川さちや、人間をテーマに石を彫り続け、各地で石を磨くプロジェクトを精力的に行い、人と石とをつなげる冨長敦也、自然を洞察し瞑想するための場所を樹木の影をもとに形づくるホセイン・ゴルバなど、作家たちはそれぞれに石を彫り、かたちをつくっています。丁寧に「石の声」を聴き、制作された彫刻作品を鑑賞することは、石と人間の根源的なかかわりについて、そして、今ここにいる自分という存在について、思いをめぐらせることになるでしょう。

また本展では、作家による作品を、目でみるだけではなく、手でふれて鑑賞することができます。実際に作品にふれることで、作家がその石にみたものや感じたものと出会うことができるかもしれません。「石の声」に耳を傾けながら、石が持つ確かな世界に、目と手でふれてみませんか。

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