断捨離

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このブログは、2005年から13年間続けた投稿を下書きにして、2019年から新たに書き綴っています。そして、2021年1月3日、108個目の投稿(煩悩の数)を公開するにあたり、タイトルを「断捨離」としました。人の煩悩は、大きく分けて3つあるそうで、1つ目は、必要以上に欲しがる貪欲。2つ目は、自分の心に執着して思い通りにならない対象を憎む瞋恚(しんい)。3つ目は、無知で愚かな考え方にとらわれる愚痴。
 
自分が断捨離(旧ブログでは、「生前贈与」という言葉を使っていた)を開始したのは、2011年。学生時代から集めてきたレコードやオーディオ機器の処分。その時はまだ、こうした「音源」が自分の生活に欠かせないと思っていましたが、いざ手放してみると何らの渇望感も生じず不思議でした。多分、売却して何某かの利益を得ようとせず、無償で友人に譲ったのが良かったのでしょうか?

振り返れば、音楽やオーディオに関する雑誌などを購読していると次々と新しい音源や高級な機器が欲しくなっていました。その結果、際限のない欲求に苛まれ、脳も知らず知らずの内に麻痺させられていたように思います。レコードに針を落とすのも、脳が自主的に求めているのではなく、単なる悪しき習慣だったのかもしれません。因みにアイキャッチ画像は、この記事を投稿した2021年1月3日の自邸リビング風景。

2010年11月1日の自邸リビング風景

次に処分したのが、使い古した北欧家具や長年収集してきた国内外の食器やカトラリー、文庫本、雑誌類でした。こちらも全て無償で友人たちに引き取って貰いました。因みに、画像右上は、約160冊の JAPAN INTERIOR DESIGN(1985年に廃刊)。この内、古本市場で一番高価が付いていたのは、イタリアの建築家集団・スーパースタジオを特集した1970年9月号で、12,600円! モノのの価値を知る行為そのものは、断捨離にも有益でしょう(笑)。画像左下は、オブジェマガジン・ 遊の創刊号を含む30冊。モノンクル頓知は、全冊揃い。思想雑誌・エピステーメーは、早々と挫折したので僅か4冊の蔵書でした 😅

LPレコードは、約900枚。雑誌や文庫本は、約1,800冊。

とはいえ、自分が求めている暮らしのスタイルは、ミニマリスト的なものではなく、緊急時にも対応出来る設備、必要十分な生活用品のストックもマストにしています。何よりも、基本となる住まいの健康的な環境を整えることが要目であり、暮らしのリスク管理こそが家事の醍醐味、目眩くほどの楽しい労働と考えています。

但し、身の丈にあった暮らしの実現には、まず「生きがい」を体現させてこそかと。自分の場合は、コロナ禍の前にテレワークに対応した労働環境を構築出来たのが幸運でした。体成分分析装置・InBody(細胞内外の水分量や腹囲まで数値化)によると筋肉、体脂肪量、栄養、肥満の評価も標準値内で、点数は 78 / 100点でした。今年も暮らしの内外に心地良い時間を体感し続けられたらと願っています。

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