瀬戸内国際芸術祭 その2

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第5回 瀬戸内国際芸術祭 2022 では、宇野港会場に屋内作品が3点(会期終了後に撤去)、屋外作品が2点(会期中、台風による落下で1点が撤去)設置されましたが、新型コロナの行動制限もあった事で、ボランティアサポーター・こえび隊に参加する応募者が不足気味。作品の受付や案内役をしつつ余暇を見つけて訪ねる事が出来たのは、春会期の小豆島、秋会期の直島本島女木島男木島を鑑賞するに留まりました(涙)。

小豆島会場(2022)

こちらは、小豆島会場の作品。左上から時計回りに、ビートたけしヤノベケンジの「アンガー・フロム・ザ・ボトム」。ヤノベケンジの「スター・アンガー」。清水久和の「オリーブのリーゼント」。福武ハウスの「アジア・ギャラリー」。

直島会場(2022)

こちらは、直島会場の作品。左上から右回りに、小沢 剛の「スラグブッダ88」。安藤忠雄草間彌生の「ヴァレーギャラリー」。三分一博志の「The Naoshima Plan・水」。三分一博志の「The Naoshima Plan・柱」。

男木島会場(2010)

こちらは、第1回 瀬戸内国際芸術祭の男木島会場の作品。左上から時計回りにオンバ・ファクトリーの「オンバ(乳母車)」。ジャウメ・プレンサの「男木島の魂」。谷山恭子の「雨の路地」。谷口智子の「オルガン」。

女木島会場(2010)

こちらは、第1回 瀬戸内国際芸術祭の女木島会場の作品。左上から時計回りに冬の季節風から家々を守る防風防波壁・オーテ。「福武ハウス2010」。愛知県立芸術大学の「瀬戸内アートプロジェクト」。行武治美の「均衡」。

男木島の火災現場(2010)

第1回 瀬戸内国際芸術祭の男木島会場では、2010年9月26日に発生した火災により、大岩オスカールの作品・「大岩島」が展示されていた旧公民館を含む4棟が全焼するというアクシデントもありました。

被災を免れた「男木島の魂」に移されたカラクリン(2010)

この火災では、円(まどか)食堂に飾られていた井村 隆のカラクリンも数多くが被災してしまいました。当時、島民の皆さまには、作品を消失させたことに申し訳ないという気持が、作家やスタッフには、犠牲者、被災者、島民へのお悔やみの気持が何よりも強いとお聞きしました。

男木島会場(2022)

こちらは、第7回 瀬戸内国際芸術祭の男木島会場の作品。左上から時計回りに松本秋則の「アキノリウム」。大岩オスカールの「部屋の中の部屋」と「男木島パビリオン(建物設計:坂 茂)」。川島 猛とドリームフレンズの「瀬戸で舞う」。家並みをアップダウンしながら縫うように作られた男木島の路地から時折覗ける瀬戸内海の景色は相変わらず魅力的でした。

女木島会場(2022)

こちらは、第7回 瀬戸内国際芸術祭の女木島会場の作品。左上から時計回りに柳 建太郎の「ガラス漁具店」。大竹伸朗の「女根 / めこん」。ニコラ・ダロの「ナビゲーションルーム」。岩沢兄弟の「鬼ヶ島ピカピカセンター」。どれもこれも楽しく充実、大満足でした。

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