自分が瀬戸内海の離島・直島を初めて訪ねたのは、13歳の頃、両親に連れられ1966年7月にオープンした「フジタ無人島パラダイス」に宇野港から旅客船で上陸した時だと記憶しています。その時、琴弾地の海で遊泳もしましたが、藻場が大きく広がっていて快適ではありませんでした。

その後、藤田観光による直島の開発事業には紆余曲折があり、同社は1987年に撤退。同年、福武書店(後のベネッセ)が事業を引き継ぎます。

神戸の某ギャラリーで出会った女性から直島を知らないと告げられてショックを受けた2007年、福武總一郎さんと安藤忠雄さんが発起人になって発足した直島ファンクラブ(2007〜2015)の第一期会員に推挙され、プログラム&交流会への優先的な参加権利、オフシーズンの宿泊料金割引などの特典が与えていただきました。

1989年に直島国際キャンプ場、1991年にふるさと海の家・つつじ荘、1992年にベネッセハウスがオープン。さらに、1997年から家プロジェクトが開始され、2001年には第1回直島スタンダード展を目指して全国からアートファンが来島、2009年には直島銭湯「 I♥湯」が開業。この頃のベネッセハウスのウェルカム・ドリンクには、シャンパンもあり昼間っから酔っ払っていました 😅

2007年4月、第1回の神戸ビエンナーレ立ち上げに際して同実行委員会から要請を受け、ベネッセホールディングス取締役会長・福武總一郎さんとの面会を仲介させていただいた事があります。当時の福武さんの多忙さは尋常ではなく、秘書室との日程打ち合わせは二転三転して苦労しました。この日の同席者は、画像左側から福井工業大学デザイン学科教授・谷内眞之助さん、華道家・吉田泰巳さん、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授・村上直之さん、神戸市国際文化観光局参事・梅村晋一さんの面々。そして福武總一郎さん(役職は当時のものです)。
NEWS! ご案内をいただきました 🤣
対 談:安藤忠雄 × 山極壽一(終了)
コロナ時代の「よく生きる」を考える
日 時:2020年11月28日(土)
14:00〜15:00
参加費:500円(定員:40名)
主 催:公益財団法人 福武財団
共 催:宇沢国際学館
会 場:ベネッセハウス・パーク パークホール
香川県香川郡直島町
087-892-2550(福武財団)
1992年に直島に開館したベネッセハウス(2006年、メセナアワード大賞受賞)は、2022年に30周年を迎えます。因みに、森美術館(東京都)、金沢21世紀美術館(石川県)・ベネッセアートサイト直島(香川県、岡山県)を繋ぐ入館料割引制度=ミュージアムリンク・パスは、2005年8月1日に開始され、各館利用時に提示しスタンプを貰うと2館目から入館料が割引になる制度。そして、最初の館の利用日から1年以内で3館を周ると特製グッズがプレゼントされます。
2017年2月に割引・特典の内容がリニューアルされました。パスは、各館にて無料配布。詳細は、各施設の窓口にお問い合わせ下さい。