開港&創業90周年

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岡山県の南端、風光明美で穏やかな瀬戸内海に築かれてきた宇野港は、海上交通の要所であると共に周辺で暮らす住民にとっては海と触れ合う機会を与えてくれる生涯学習の場。近年は、現代アートの聖地・直島への玄関口や大型クルーズ客船の寄港地として認知され、瀬戸内国際芸術祭の会場の一つとして国際的にも UNOPORT として知名されるようになりました。アイキャッチ画像は、2017年4月に宇野港大型客船バースに入港したカレドニアン・スカイ。

2020年は、岡山県児島郡胸上村に暮らしていた祖父と村民の3人が木造船・三力丸で岡山市の京橋と玉野市の日比港間で貨客を運ぶ仕事を営むようになってから90年となる節目でした。日本には創業100年を越える老舗が、2019年10月現在で33,076社あり、個人商店や零細企業を加えると約10万社(岡山県内には、659社)あるそうです。弊社も彼らの仲間入りを目指してもう一踏ん張り 🤣

宇野港に寄港した船舶

ところで、日本国内の内航船は、約5,200隻と聞きました。その内、弊社の顧客としてリーチ出来ているのは、僅か2%に過ぎません。つまり、残りの船舶は、全て今後のターゲットになりうるので伸び代は果てしないと妄想しております(笑)。

国内の地域間競争が著しい中、弊社のポートセールスが未来の宇野港発展の礎に少しでも貢献出来ればと願うのですが、そもそも船舶給水という仕事は、水道というインフラを設置し提供してくれる岡山県南部水道企業団玉野市水道課、水道工事業者などの支えがあって成り立っています。仕事というものは個で完結するものではなく、他力によって支えられ生かされているという思いに至った時、今与えられている恩恵を何らかの形で還元しなければと考えるようになりました。

もしも感謝と喜びをいただける仕事に従事する事が出来たら、そこから得られる利益は、「おまけ」です。仕事が地域の成長と一体化しているという喜ばしい共生感覚を得られたら、「生きがい」を手に入れたのも同然。振り返ってみれば、それを見つけようと探し求めたのが、飄プロジェクトという野外活動でした。

弊社・旧桟橋事務所@岡山県営第1桟橋(1998)

こちらは、宇野港フェリーターミナル整備事業に伴い岡山県営第一桟橋と一緒に撤去された弊社の旧桟橋事務所と仮移転事務所。

弊社仮移転事務所@岡山県営第七桟橋(2005)

宇野港フェリーターミナル整備事業の離島航路棟建設では、各フェリー会社の思惑により、弊社が一部を社屋として使用するという当初の計画が白紙にされる一幕もありました。

離島航路棟の原案と決定案(2000)。
宇野港フェリーセンター協同組合の総会(2006)

1930年、外国船に開港して賑わっている宇野港ですが、2020と2021年は、新型コロナ禍によりクルーズ客船の寄港が全てキャンセルになり、弊社の収益にも甚大な影響を及ぼしました。ただ、船舶給水への問い合わせや予約の際に、宇野港の情報を伝聞したかのような内容が多くなってきているのは今後に繋がる良い傾向だと思っています。海事従事者の一人として、海と共に生きる人たちの心情に寄り添いながら、今後ともポートサービスの向上に一役を担う所存です 🤣

給水作業風景

こちらは、宇野港での給水作業の一コマ。左上から時計回りに海砂の除塩を行うガット船・第八住福丸@第三突堤(2003)。日本周遊ツアーで寄港したシルバー・エクスプローラー@第三突堤。左手に見えるのは、ル・ソレアル@第一突堤の大型客船バース(2018)。岡山済生会総合病院の瀬戸内海巡回診療船・済生丸@第一突堤(2011)。RORO船・第三はる丸@田井C岸壁(2021)。

NEWS! ご案内をいただきました。

催 事:宇野港開港90周年記念イベント(終了)
講 演:山口直彦(商船三井客船・社長)
    クルーズの魅力と感染症対策について
出 演:STU48(6名)
日 時:2020年11月21日(土) 10:00〜17:00
主 催:岡山県、玉野市、宇野港航路誘致推進協議会
会 場:宇野港第一突堤周辺、STU48号船内

宇野港は、現在、県内随一のクルーズ客船が寄港する港ですが、1930年に県内で初めて外国船が入港できる港として開港し、2020年に開港90周年を迎えました。この度、宇野港を中心とした賑わいの創出を目的として、宇野港開港90周年記念式典等の各種イベントを実施します。

この記念イベントへ STU48号と STU48メンバーが参加することが決定いたしました。メンバーが案内役を務める船内見学もある。開催に当たっては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、船外で大型ビジョンによる船内イベントのライブ放映も行います。また、倉敷ケーブルテレビでの録画放送や、岡山県ホームページでの動画配信も行う予定です。

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