立て看板の大冒険

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こちらは、宇野港で発見した立て看板。「いわ小って、どこの小学校? 心当たりのありましたら教えて下さい」とツイッターに書き込んだところ、「それは、たぶん岡山県赤磐市の小学校ですね。どこかで見た絵柄だと思ったと調べてたら友人のブログで紹介されていました。市内には12の小学校があるのですが、なんとか突き止めたいと思います」との連絡をいただきました。

そして、その数ヶ月後、その顛末が「広報あかいわ」の2013年1月号・人いきいき まちきらりに紹介されたのでした(アイキャッチ画像)。数々の情報を寄せて下さった方々、一つ返事で立て看板を預かってくれて赤磐市役所に届けて下さった伊永和弘さん。想いを成就出来たという結末、皆さま本当にお世話になりました。

あかいわアートラリーの作品・モネの庭と作者の伊永さん@熊山英国庭園(2010)

余談ですが、伊永さんには、2010年7月の MIU ART BOX(2004〜2017)に雪舟の「秋冬山水図・冬」と、レオナルド・ダ・ビンチの「螺旋 = 渦巻き」をモディファイした大作を寄せていただきました。彼は美術の才能だけでなく美術のナビゲーターとしても優秀で色々な場面で勉強させていただいています。更に、美術作品の制作に必要な各種素材についても造詣が深く、近在の作家にとっても不可欠な存在となっています。

展示など

2025 あかいわアートラリーの企画運営
2022 あかいわアートラリーの企画運営
2019 あかいわアートラリーの企画運営
2018 個展・レオナルドは雪舟をこう語った(総社アートハウス
2016 あかいわアートラリーの企画運営
2014 企画展・まちアート in 総社(総社宮など)
    企画展・まちアート in 備前福岡(大市会場界隈)
2013 あかいわアートラリーの企画運営
2010 あかいわアートラリーの企画運営
    個展・山水図 – 雪舟 × Leonardo(MIU ART BOX
2009 版と型の可能性(岡山県天神山文化プラザ
2007 BLAST展(ホランダタンネルギャラリー)
2005 東京ミニプリント・トリエンナーレ(多摩美術大学美術館
2004 個展・光の観測者(MIU ART BOX
2003 雪のデザイン賞展(中谷宇吉郎雪の科学館
2002 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ(多摩美術大学美術館
1999 古代からの命のつながり展(広島県立歴史博物館
1997 A・U・N 展(ギャラリー128)
1996 ひろしま美術大賞展(福屋)
1995 サムホール大賞展(西脇市岡之山美術館
1993 ベーランカ・インターナショナル・アートワーク
    軽井沢ドローイング・ビエンナーレ(脇田美術館
1992 日本・ベルギー国際交流展(セネラルバンクギャラリー)
1991 日本・ハンガリー現代版画展(上山田文化会館)

大苅田読書公園

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

企画展:あかいわ ART RALLY 2025(閉幕)
    MAYAをゆく
会 期:2025年10月1日(水)〜10月13日(月・祝)
    10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
入場料:無料
会 場:子ども図書館ほたる
    岡山県赤磐市馬屋1434-7
    090-1334-8907(実行委員長・伊永)

地域の魅力を再発見するというコンセプトで 2010年に始まった「あかいわ ART RALLY」は、3年おきに開催され、今年で6回目となります。今回は、赤磐市馬屋を開催場所に選びました。岡山市内から旭川沿いに北上し、大原橋を渡るとその先が馬屋です。赤磐市の玄関口にあたる馬屋地区は遺跡が多く、古代から政治と文化の中心地でもありました。ここに子ども図書館が開館し、併せていくつかの興味深い施設に出会うことができました。生き物をテーマにしたカフェ、お茶や音楽で一般の人に開かれた禅寺、苔のギャラリー、それに両宮山古墳や備前国分寺跡の遺跡群、古代馬屋文明に思いを馳せつつ、アート作品とともに「巡る、感じる、楽しむ」旅に出ましょう。 会期中の6日(月)、7日(火)は休み。

作品展示会場:子ども図書館ほたるカフェいきもの舎苔アートギャラリー赤磐安禅寺

あかいわ ART RALLY 実行委員会 代表 伊永和弘
伊永和弘さんの作品・レオナルドは雪舟をこう語った@総社アートハウス(2018)

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

企画展:美の宝
会 期:2024年10月23日(木)〜12月14日(日)
観覧料:700円(一般)
会 場:瀬戸内市立美術館
    瀬戸内市牛窓町牛窓4911
    0869-34-3130

「S&Kアートコレクション」は、岡山県の個人収集家によるコレクションです。郷土・岡山の作家を中心に絵画や、陶芸、彫刻など幅広い分野の作品を展示します。木彫の平櫛田中をはじめ、日本画の小野竹喬、陶芸の金重陶陽、加守田章二など、普段観ることができない「美の宝」を一堂に公開します。

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