帆船・日本丸と海王丸

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アイキャッチ画像は、岡山県の宇野港と香川県の髙松港を結ぶ航路開設100年記念イベント・船の祭典 2010 に招聘され、宇野港大型客船バースに入港した航海訓練用帆船・日本丸。たまの・港フェスティバルの会期中、一般公開されました。日本丸の詳細については、下記リンク先を参照下さい。

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

催し物:第28回 たまの・港フェスティバル(終了)
会 期:2025年5月17日(土)〜5月18日(日)
    10:00〜1700
会 場:宇野港第一突堤
    玉野市築港1丁目
    0863-33-5010

「海・港・船」をテーマにした岡山県玉野市の一大イベントです。当日は輸送艦しもきたを招聘し、船内を特別に見学できたり、ミニクルージングが楽しめる他、様々なジャンルの飲食ブースが並ぶ予定です。瀬戸内海の穏やかな海風を感じてください。

航海訓練用帆船・日本丸@宇野港(2010)

船 名:日本丸(2代目)
船 主:独立行政法人・海技教育機構
全 長:110.09メートル(バウ・スプリット含む)
全 幅:13.80メートル
トン数:2,570トン
造船所:住友重機械工業(株) ・追浜造船所浦賀工場
完 工:1984年9月

こちらは、2008年5月に宇野港へ入港した帆船・海王丸。日本丸と同様、たまの・港フェスティバルで一般公開され、出港時に行われる登檣礼は、毎回見物客で大盛況になります。

船 名:海王丸(2代目)
船 主:独立行政法人・海技教育機構
全 長:110.09メートル(バウ・スプリット含む)
全 幅:13.80メートル
トン数:2,556トン
造船所:住友重機械工業・追浜造船所浦賀工場
就 航:1989年

こちらは、2023年10月に宇野港に寄港した帆船・海王丸が愛用していたラットガード(ネズミが係留ロープを伝って船に乗るのを防ぐ器具)。開港150年となった2017年に神戸港へ入港した船に贈呈されたそうです。因みに猫の絵は、神戸観光局港湾振興部(旧・神戸港振興協会)の森田 潔さん(当時は、振興部担当部長)が描いたとのこと。

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

展覧会:第40回 日本の海洋画展
会 期:2025年8月6日(水)〜8月10日(日)
    10:00〜17:30
主 催:一般財団法人全日本海員福祉センター
観覧料:無料
会 場:横浜市民ギャラリー
    横浜市西区宮崎町26-1
    045-315-2828

海から陸へ、フレッシュな風、潮の香り・・・海は、太古の昔から多くの生命を育み、計り知れない恵みをもたらしてくれます。優しく穏やかに躍動し、時には猛々しく憧憬に満ちた栄光と辛苦、様々な貌をもつ海。

日本の海洋画展は、このかけがえのない海と、そこに生きる人々をモチーフにして捉え、見つめ直してみたいというのが、開催の動機です。優れた海洋画を通じて一人でも多くの方々に、海に生きる人々や、海を身近なものとして見つめ直し、理解を深めていただきたいと願うものです。

こちらの画像は、2008年5月18日に披露されたセイルドリル。南の風、風力3~4の状況下での様子を裏方から見るとこのような状況になります。海王丸も帆のシルエットが崩れない程度に風を逃していますが、タグボートが引っ張っていないとデッキ(甲板)の水平を保てない。海王丸のスターン(船尾)から伸びている係留ロープ3本の弛みに、ご注目願います・・・因みに、外洋で本気の綱引きしたらどちらが勝つかって? それは当然、海王丸です! だって、タグボートは、最後には燃料切れでダウンすること間違い無いのだから(笑)。

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