帆船・海王丸

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2008年5月に宇野港へ入港した帆船・海王丸。たまの・港フェスティバルの会期中、一般公開され、出港時に行われる登檣礼は、毎回見物客で大盛況になります。

下の画像は、2008年5月18日に披露されたセイルドリル。南の風、風力3~4の状況下での様子を裏方から見るとこのような状況になります。海王丸も帆のシルエットが崩れない程度に風を逃していますが、タグボートが引っ張っていないとデッキ(甲板)の水平を保てない。海王丸のスターン(船尾)から伸びている係留ロープ3本の弛みに、ご注目願います・・・因みに、外洋で本気の綱引きしたらどちらが勝つかって? それは当然、海王丸です! だって、タグボートは、最後には燃料切れでダウンすること間違い無いのだから(笑)。

船 名:海王丸(2代目)
船 主:独立行政法人・海技教育機構
全 長:110.09メートル(バウ・スプリット含む)
全 幅:13.80メートル
トン数:2,556トン
造船所:住友重機械工業・追浜造船所浦賀工場
就 航:1989年

航行中の船は、常に自船の位置(船位)を確かめながら航行しています。GPS やロランに頼らず、太陽や北極星を頼りに運航する天測航法の場合、時計の誤差が1秒あると、距離換算で約450mの差異が生じるそうです。

因みに、地球の赤道を0度と定め、南北にそれぞれに90度に分けているのが緯度。その距離の60分の1を緯度1度とし、その60分の1を緯度1分=1,852m(1海里)と定めています。そして、英国の旧王立グリニッジ天文台を通る子午線を0度と定め、そこから東西に180度に分けているのが経度です。

因みに、Google Earth Pro によると自宅から東京タワーまで直線で544.22km。道路を使うと684km。休みなく歩けば、143時間で着けるようです。位置情報システムの進歩は、素晴らしい!(笑)。

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