ウインクチェア

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喜多俊之さんが、1980年に発表されたウインクチェアニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションにも選定され、名作との誉れ高いようですが、僕が購入した第一世代に限っては、カッシーナの提供とは到底思えない粗悪品でした。背もたれの角度を変化させるノブの操作感は重たく、床面と接触するクッション・ゴムの耐久性も低く、クッション材もヘタリ易かった(涙)。そして約10年後、構造材の番線が座面を突き破り、カバー材(一度張り替えました)も擦り切れたので泣く泣く廃棄処分に。

こちらの Yチェア(d:ハンス J. ウェグナー)とスーパーレジェーラ(d:ジオ・ポンティ )は、1982年に購入したモデル。どちらも2004年に座面を全面張り替えましたが、前者は、18,900円。後者は、イタリアへの輸送費も含めて、107,730円でした 😅

余談ですが、カッシーナ・イクスシーの前身・インターデコールを武藤重遠さんが創業された1975年頃、雑誌用の広告を自分が手がけることになり、プレゼンの席で武藤さんや盟友の月岡和夫さんと打ち合わせをする機会を得ました。後の広告制作は、浜野商品研究所が担当されるようになりお二人とは疎遠になりましたが、2008年3月に武藤さんが逝去したとサンライフ・ハナオカの花岡皓之さんから伝え聞きました。憧れの方であり残念でたまりません。

因みに、喜多俊之さんが監修されていたギャラリー・アニマ(設計:安藤忠雄)は、2010年の春に篠山ギャラリー KITA’S としてリニューアル、兵庫県篠山市へ移転したようです。

二人展:鎌田克慈&新宮州三(終了)
    漆展
会 期:2014年3月15日(土)〜4月14日(月)
    10:00〜17:00(火・水曜日は休廊)
会 場:篠山ギャラリー KITA’S
    兵庫県篠山市二階町9-1
    079-506-0229

おまけ:人間と芸術・喜多俊之

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