豊島(てしま)にて

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瀬戸内海に浮かぶ香川県の離島・豊島(てしま)の名前が全国的に知れ渡ったのは、多分、1990年11月に兵庫県警が「ミミズの養殖を騙った産廃の不法投棄」の容疑で業者を摘発した事件(参照:豊島・島の学校)だと思います。当時の自分は、宇野港から豊島と小豆島を結ぶ航路を運航しているフェリー会社から代理店業務を託されていて、産廃が関西方面から運送される様子をつぶさに見ていて鮮明に記憶しています。

壇山からの湧水@豊島

しかし、それから20年後の2010年に開催された瀬戸内国際芸術祭によって、豊島のイメージは、「産廃の島」から「アートの島」へと激変。島内のアート作品を求めて世界中から観光客が押し寄せるようになり、民宿やゲストハウスなどの宿泊施設も増え、建築家・安部良さんが手掛けた島キッチンなどの食事処も拡充。島民にも自信と笑顔が戻ったのでした。なんという事でしょう(笑)。

常設のアート作品では、2010年10月17日に開館した豊島美術館が白眉でしょう。また、島内に点在する豊島横尾館心臓音のアーカイブ針工場などを効率良く周回するには、電動レンタサイクルが最適ですが、島内の道路は狭いので、くれぐれも交通安全に配慮した運行を心掛けていただけたらと願います。

海の惣菜定食@海のレストラン

アイキャッチ画像は、CASE-REAL が設計した海のレストラン。ロケーションも、料理も、シェフやマネージャーさんの気配りにも、好印象を持ちました。因みに、姉妹施設として白い寮ウミトタがあります。運営は、福武總一郎の妹さんでもある福武美津子さんが代表のイルグラーノ

左:豊島の不法投棄現場。右:豊島のこころ資料館で解説する砂川さん(2013)

2013年11月7日、豊島住民会議の元議長・砂川三男さんが講師を務めたアーキペラゴゼミ豊島編に参加。直島での中間処理を効率的に行うため、汚染土壌に溶融助材(消石灰または炭酸カルシウム)を添加し、重機を使って混合していて、あと3年で処理が完了との説明でしたが、何かと先行き不明な印象でした。尚、中間保管・梱包施設 / 特殊前処理物処理施設セミナー室には、産業廃棄物不法投棄現場の航空写真などが展示されていました。

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