旧閑谷学校

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大原美術館の創設者である大原孫三郎、小説家の柴田錬三郎、詩人の三木露風などの人材を輩出した名門校・閑谷学校。前身は、備前藩主3代・池田光政が家臣の津田永忠(後に、岡山後楽園を築庭)に命じて寛文10年(1670)に建てさせ庶民教育をした藩校。藩営としては日本最古。

現在の姿が整ったのは、元禄14年(1701)。ケヤキ、桧、クスノキなどの良材に黒漆拭仕上げを施した格調高き建築を誇る講堂(国宝)が特に素晴らしいが、僕が子供の頃は、周辺に割れた屋根瓦などが散乱していて騒然とした有様だった。ちょっと昔の景色なんてそんなもの。今は、なんでもが妙に整いすぎていて気持ち悪いね(笑)。

敷地を囲んでいる756mに及ぶ石塀は、元禄14年(1701)の完成。雑草をも寄せ付けないかまぼこ型の完璧な石組みに目を奪われる。孔子廟前にある一対の楷(かい)の木が色づく11月中旬が見学のベストシーズン。

企画展:プロジェクション・マッピング
    アートプロジェクト
日 時:2020年10月10日(土) 18:00〜19:30
会 場:旧閑谷学校
    備前市閑谷784
    0869-67-1436

本プロジェクトは、閑谷学校の歴史を振り返り、子供たちや市民とのコラボで、未来へとつなぐアートプロジェクトです。”歴史・現在・未来” と3つのパートで構成します。

“現在” のパートでは、「学問の木」として旧閑谷学校の象徴的な楷の木が、1枚の葉から大木へと成長する過程をアニメーションで表現します。楷の木の葉1枚1枚のイメージ(イラスト作品)を皆様から募集いたします。”未来” のパートでは、「未来へのメッセージ」を募集します。

また、「楷の木の葉のイメージ」、「未来へのメッセージ」とも、当日の来場者からその場でスマートフォンなどを活用し、リアルタイムで映像に取り込み、あらかじめ作りこんだ映像とミックスして「一期一会となるプロジェクションマッピング」を展開します。

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