こちらは、美術家・TALA さんがアート・ディレクションを任されている大阪市西区にあるイタリア料理店・トラットリアパッパ。2018年8月の MIU ART BOX(2004〜2017)を飾った作品(画像左は、コレクションに加えました)を返却する際にお邪魔しました。その後もパートナーと何度か訪ねたので、オーナーシェフの松本喜宏さんに顔と名前を覚えていただきました(笑)。因みにアイキャッチ画像は、神戸市のギャラリー島田で購入した TALA さんの作品・ペコリーノ。自宅の神棚に鎮座しているこの子が視界に入ると何故かペペロンチーノを作りたくなるのです。
NEWS! ご案内をいただきました 🤣
個 展:TALA’S ART WORKS 2024 IN OKAYAMA
会 期:2024年10月30日(水)〜11月10日(日)
11:00〜18:00(最終日は17:00まで)
会 場:Cafe × ATELIER Z
岡山市南区浜野2-1-35
086-263-8988
TALA(たら)さんの在廊は、10月30日(水)、11月3日(月・祝)、4日(火・振休)、10日(日)の予定です。
ペペロンチーノの正式名称は、アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ (Aglio Olio e Peperoncino) だそうですが、これって単に食材名を並べただけなのですね・・・アーリオ(Aglio)=ニンニク、オリオ(Olio)=オリーブオイル、ペペロンチーノ(Peperoncino)=唐辛子。
さて、料理をするには、何より準備が大事。調味料は、小皿に分けて入れ、調理中にまごつかないようにしたい。特に、各素材の分量も重要なポイント。上質なパスタを使い、このレピシ沿って作れば、お客様に食べていただけるレベルに仕上がると思います。
用意する道具:フライパン、深鍋、菜箸、ザル、おたま、木ベラ、竹串、計量スプーン(大・15 ml 小・5 ml)、ペティナイフ、料理ハサミ
材料(2人前)ロングパスタ(ディ・チェコ 1.6mm) 180グラム
ニンニク 大 2カケ
赤唐辛子(鷹の爪) 2〜3本
オリーブオイル 大さじ 3
塩(茹で用・岩塩がベスト) 大さじ 3分の2強
塩(ソース用) 小さじ 2分の1弱
パセリのみじん切り 大さじ 2
準備:赤唐辛子の頭の方を少し切り、竹串を切り口から差し込み種を掻き出して除き、料理ハサミ2〜3mmの輪切りにしてぬるま湯に10分ほどつけて柔らかく戻します。ニンニクは、みじん切りにしておきます。
フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、やや弱めの中火にかけ、ニンニクにむらなく火が当たるように木ベラで広げながら炒めます。ニンニクが少しずつ色づいてきたら、焦がさないように火を弱め、じっくりと炒めてニンニクの香りをオリーブオイルに移します。
Tips:フライパンとオリーブオイルを熱してからニンニクを入れるとニンニクの香りが充分出ないうちに焦げてしまいます。
深鍋に2リットルの水を入れ、大さじ3分の2強の塩を加えて沸騰させパスタの全量を入れる。やや強めの中火で煮立った状態を保ちながら、パスタ同士がくっつかないように時々菜箸で軽くかき混ぜながら茹でる。
Tips:塩は水の段階で入れておく。沸騰前に入れると塩の甘みがでない。
1 のフライパンに輪切りにした赤唐辛子を加え、ニンニクとさっと炒めて辛みを出す。ニンニクがきつね色に色づいたら塩(小さじ2分の1弱)を振り入れる。
3 のフライパンに 2 の深鍋の茹で汁をレードル(おたま)約1杯分を加え、全体をさっと混ぜます。中火にし、加えた茹で汁が沸き上がったらパセリのみじん切りを加え、ひと混ぜして火を止めるとソースの出来上がりとなります。
Tips:茹で汁でソースを均一にし、味がパスタに行き渡るようにするのがポイント。
パスタは、指定の茹で時間より30秒から1分早めに茹で上げて、ザルに上げ、充分に茹で汁を切り、すぐに 4 のフライパンに移し混ぜ合わせます。ソースにからめたパスタ表面がキラキラと輝いたら出来上がり。
Tips:パスタの中央にかすかな芯がある状態(アルデンテ)は、パスタの端っこを囓って確かめます。仕上げは、ソースにパスタをからめる時が重要・・・茹で汁を加えたソースの量が少なくパスタを炒めてしまうようだと残念に至るかも 🤣