アンクル岩根さん

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アイキャッチ画像は、山陽放送テレビ(RSK)の制作部時代のアンクル岩根さんと、エスプリ・ヌーボー ギャラリーの池田靖嗣さん。岩根さんは、定年退職され RSKラジオの「アンクル岩根のおもしろラジオ講座」や、 Oni ビジョンの「アンクル岩根のギャラリー情報」などのパーソナリティとして再始動され、アンクル岩根のギャラリーをオープン。宇野港フェリーターミナルにあったミニギャラリー・MIU ART BOX(2004〜2017)を取材していただいた縁もあり、当ブログにもご登場していただいた次第。

池田さんは、池田美術事務所を主宰し、ギャラリーの運営と並行してパブリックアートを蘇生する会のプロデュース役もこなされている。お二人は、僕にとってアートの心強いナビゲーター。今後とも、ご指導を賜れればと願っています。

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

個 展:中島 麦・作品展(終了)
会 期:2022年11月3日(木・祝)〜11月20日(日)
    12:00〜19:00
会 場:エスプリ・ヌーボー ギャラリー
    岡山市北区表町2-3-62 2F
    086-225-9889

エスプリ・ヌーボー ギャラリーで個展は、2014年以来8年ぶりの開催です。今回は、温泉地を舞台に開催されている「美作三湯芸術温度」と同時の展覧会となる。僕は、2017年頃から「動き、奥行き、光」という絵画の基本要素を探求し、近年はそこに物質が重力により流れる時間と偶発的な出来事を加える作品を制作している(中島 麦)。

アンクル岩根のギャラリー

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

二人展:寺尾佳子(絵画)+ 黒木寛(彫刻)
会 期:2023年2月4日(土)〜2月12日(日)
    11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
会 場:アンクル岩根のギャラリー
    岡山市北区中山下1-5-38 カタヤマビル1F
    090-2864-4852

閑話休題・・・こちらは、瀬戸内国際芸術祭など数多く総合プロデューサーを担われている北川フラムさん(アートフロントギャラリー)の愛読書だと聞いて図書館から借りてきた木村尚三郎さんの著書・「耕す文化」の時代。内容としては、都会の若者や退職したサラリーマンが「地方」や「農耕」を拠り所にしようとしている現状を、自分たちが暮らす土地を改めて愛し、家族を大切にしたいという指向と捉え、それを蒸留酒と醸造酒の性格、イギリスやドイツとフランスやイタリアの国民性、プロテスタントとカトリックの宗教観の違いなどを象徴的に対比させつつ、近代工業社会がもたらした拝金主義が個々人を孤独に向かわせた反動だろうとし、現代日本人が必要とすべきもの、幸せに生きて行くには、何が必要不可欠なのかを爽やかな口調で提示している。

確かに、本書で紹介されている成功例や活動例、提案などの論旨は耳に心地よい。しかし、現実世界には、コミュニティに根ざした良い行いをする人々ばかりが暮らしている訳ではなく、こうした性善説に基づくユートピア論は、読者個人としては勇気づけられるかもしれないが、現実に行動した場合に様々な障害に直面しするだろうから、余計なお世話かもしれないが、面食らって落胆しない柔軟な心を備えておかなければならないと付け加えておくべきかもしれない。

因みに、そもそも成功例というのは元々希有なものであって、それさえ歩みを停めて手をこまねいていていれば、確実に衰退&破綻することを肝に銘じておかなければならない。本書で褒めちぎっていたフランスの高速増殖炉・スーパーフェニックスが1998年に閉鎖されたり、ミニテルがインターネットに統合された事からもそれは明白なのかなと。そうした気になる文脈もありましたが、国内外から現代アートの聖地・ベネッセアートサイト直島を目指す年間数十万人もの観光客や船乗りたちと交流する機会のある宇野港の「耕す文化」という舞台で、暮らしに必要な収益も図る手段などを夢想する楽しみも得られて有益でした。ご一読をお勧めします 🤣

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