自宅のガーデニング

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2021年に創業100年を迎えられた総合建設業の(株)荒木組に1984年に施工していただいた自宅のガーデニングをご案内。エントランス側には、シンボルツリーにキンモクセイを置いて、アルベリック・バルビエとレディ・ヒリンドンを飾り、ドウダンツツジなどを添えています。

画像左上から時計回りにアルベリック・バルビエとレディ・ヒリンドンが彩るエントランス。来客用の駐車場側には、カイヅカイブキを背景にして、シンボルツリーにハナミズキを、周辺にジャーマンアイリス(アイキャッチ画像)、ヘメロカリス、スイセン、シャクヤク、クレマチスなどを配しています。

画像左上から時計回りにナルキッスス・ブルボコディウム、クリスマスローズ(日当たり加減が難しく、2021年に西側からエントランス前に移植して初めて開花してくれました)、ムスカリ、宿根イベリス・アマラ。

アマガエル(2022)

こちらは、自宅前庭の2階ベランダの高さまで誘引しているアルベリック・バルビエを伝って手すりの高さまで登って来たアマガエル。写真を撮った時は、産卵時期のようで、「グエッ、グエッ」と割と大きな鳴き声を上げていました。英語で tree frog と言うようで、主に木の上で生活するそうです。助けるつもりで地上に降ろしてやるのは、とんでもない迷惑行為でしょうね。

自宅から徒歩3分に倉敷市や岡山市方面へ向かうバス停が隣接する JR宇野駅があり、現代アートの聖地である直島や豊島、小豆島への玄関口・宇野港フェリーターミナルも隣接。徒歩5分圏内には、4つのスーパー、3つのコンビニ(セブンイレブンは、2店!)ある暮らしの環境に大々感謝です 🤣

芸術は、人間らしさや人類の歴史と文化を誉め讃えるものです。言葉の中には、重みを持った物体のようなものがいくつかあり、その意味が全然はっきりしないことがあります。例えば「神聖さ」・・・これは一体何を表す言葉なのでしょう。無神論者なのに、私はこの言葉をやたらと使ってしまうのです。

「神聖さ」とは多分、私が一番出来のいい作品の中に求めているものだと思います。人間としての尊さや誇り、一つの文明を何十億もの人々と一緒になって築き上げる歴史に参加している、という喜びの瞬間を感じさせるものであって欲しいのです。芸術という行為を意義あるものにしているのはこれだと思います。ものを作るということは、人間の聖なる部分を誉め讃えることに等しいのです。

レオ・レオニ
茶席・好刻庵からの眺め@重森三玲旧宅(2008)

こちらは、岡山ゆかりの作庭家・重森三玲(1896〜1975)が、1943年から1975年まで生活を営んだ京都の重森三玲旧宅。庭繋がりで無理やりこのテキストを挿入した次第ですが(笑)、茶室・好刻庵と枯山水庭園が一般公開(要予約)されています。

2008年に訪ねた時は、シカゴからの観光客3人と一緒にお孫さんの重森三明さんに案内していただいたのですが、何故か日本語よりも英語での解説の方が微に入り細に感じられました。蓬莱島に宝を取りに行く出舟と宝を積んで帰ってきた入舟の舟形石が揃って置かれている意味とか、石は置かれる国の気候によって表情が違って見えるので選定が難しい(パリのユネスコ本部・庭園を例えて)とか・・・ここを訪れる日本人にとっては周知の事とお考えなのか、三玲さんが岡山県生まれという補足説明は、英語のみでした。吉備中央町の友琳の庭重森三玲記念館を訪ねる機会があれば、改めて加筆したいと思っています 🤣

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