ボビーワゴンとスツール 60

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アイキャッチ画像は、弊社港湾事務所で30年ほど使っていたボビーワゴンスツール 60 。スタッフは、デザインの由来を知ってか知らずか、全く「敬意」を払わない。来週、新しいカウンター・テーブルが届くと、お払い箱になるかも? 自分の行く末と重ねましたとさ 😅

自宅に避難させたボビーワゴン

イタリアのデザイナー・ジョエ・コロンボは、月刊 JAPAN INTERIOR DESIGN 誌の no.130 特集=ジョエ C.コロンボの造型(1970年1月号)で名前と仕事を知りました。その7年後、六本木にあった同誌の編集部で働く事になるとは夢にも思わず(笑)。2020年、ボビーワゴン誕生50周年のアニバーサリーイヤーを記念して、新色「CUMIN」が登場。

STOOL 60

こちらは、敬愛する建築家・アルヴァ・アアルトがデザインした STOOL 60 。座面修理が必要な奥の2本は、1973年頃に購入。その内の1本は、烏城彫の丸膳を貼り付け小テーブルにしています。画像左手前の2脚は、1986年頃に購入。他に、リノリウムを座面に貼ったタイプを台所と寝室で使用しています。過日、このスツールを見た105歳の祖母が「賢そうやなぁ!」とコメント。この名言をご紹介したくてエントリー。

アアルトの逝去を知ったのは、ヘルシンキ空港へ降り立った1976年5月13日の朝。その時に買い求めた Helsingin Sanomat の訃報記事が手元にありますが、その日に訪ねたオタニエミのヘルシンキ工科大学では、何事もなかったように授業が続けられていました。

Helsingin Sanomat のトップページ。20ページに業績を全面紹介した記事があります

展覧会:アイノとアルヴァ 二人のアアルト
    建築・デザイン・生活革命
会 期:2021年3月20日(土)〜6月20日(日)
    10:00〜18:00
入館料:1,200円(一般)
会 場:世田谷美術館
    東京都世田谷区砧公園1-2
    03-3415-6011

フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルト(1898〜1976)。使い手の視点に立ったきめこまやかなデザインと、地域や社会に根ざした建築を目指す姿勢 ―― その原点は、もう一人のアアルト、妻・アイノ(1894〜1949)の強い信念によってかたちづくられたものでした。アイノが、まだ無名のアルヴァと出会ってから先に没するまで、互いを補い合いながら同じ理想を共有した25年間の軌跡を、初公開となる貴重な数多くの資料を交えて辿ります。

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