ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道

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人は誰でも生きるには、1日に最低4回は抱きしめられるべきです。すこやかな心のためには、出来れば8回。元気でいるためには、12回。ドラッグよりハグ!(出典不明・笑)。沼隈半島の眺洋山山腹に建てられたホテル棟やリボンチャペル(設計:中村拓志)から向島や百島が浮かぶ美しい海を一望できるベラビスタ スパ&マリーナ 尾道は、それをホスピタリティで実現していました。ありがとう! アイキャッチ画像は、客室のベッドで出迎えてくれる愛らしいデニム製のテディベア。

因みに、セレブも利用するこのようなラグジュアリーなホテルでは、当日のスタッフにその旨が伝えられ、接し方を情報共有するようですね。香川県の某ホテルに勤めている友人から、「貴方と同じ名前がリストにあったので、もしやと思って」との連絡を貰って、そのような事情を知ったとさ(笑)。

このホテルでは、チェックイン後には、真っ先に大好きなスパに直行。春の涼風に迎えられた際の露天風呂では、眼前に広がる瀬戸内海の景色とウグイスの恋の囁きとのシンクロに陶然となりました。そして、今回も一番の楽しみは、鮨 双忘での夕餉。ご主人のおまかせに身を任せているだけで、屋号の通り浮き世を忘れるほどの濃密な時間を過ごせます。因みに翌日の朝食は、パートナーが洋食を要望するのでいつもメインダイニング・エレテギアを使っていますが、機会があれば和食の瀬戸内 双忘も利用したいと祈念しています。

因みに、ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道の近隣には、尾道市立美術館神勝禅寺アートベース百島ふくやま美術館鞆の浦など、周遊スポットにも事欠かない。

NEWS! ご案内をいただきました 🤣

企画展:ART CAMP IN MOMOSHIMA(終了)
会 期:2023年5月4日(木・祝)〜5月5日(金・祝)
    10:00〜17:00
入館料:4,500円(一般)
会 場:ART BASE 百島
    広島県尾道市百島町1440
    0848-73-5105

ART BASE 百島の10周年を記念して、旧中学校舎のグラウンドをメイン会場に、アート&音楽&キャンプのイベントを開催します! 夜の映像祭は、国内外のアーティストの作品を屋外の特大スクリーンで上映! ヴィヴィアン佐藤、都築響一、郷堀ヨゼフが登壇するトークイベントも開催。

音楽ライブの出演者は、知久寿焼、寺尾紗穂。オープニングアクトは、TEMPLEPLANET、NEWPORT WAVES、花&コージ が登場。陶芸家や工芸作家によるワークショップもあり、尾道近郊からフードも出店します。これまでにないほど盛りだくさんのイベントです。多くの皆さまのお越しをお待ちしております!

クラウドファンディング達成により1日目は、入場無料。2日目の入場料も下がりました!(要予約)。展示作家:柳幸典、榎忠、原口典之、岩崎貴宏、康夏奈、池内美絵、八島良子

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展覧会:シュシ・スライマン展
    NEW LANDSKAP
会 期:2023年9月16日(土)〜11月12日(日)
    9:00〜17:00(入館は16:30まで)
観覧料:800円(一般)
会 場:尾道市立美術館
    広島県尾道市西土堂町17-19
    0848-23-2281

渡り鳥の到来は風景を更新させ、そして渡り鳥自身もいつしかここの風景の一部になっていく。なぜこの廃屋だったのか。なぜ尾道なのか。このプロジェクトを巡り、これから何が起きていくのだろうか。これまでもそうであったように、計画では捉え難い出来事の連鎖が起きていくことだろう。振り返ると一つ一つの出来事は「兆し」(マレー語でペタンダ)としてすでに現前していたのだった。アーティストの存在がすでに忘れてしまっていたものや失われゆくものへの入り口を開いていくかのようでもある。

マレーシアのアーティスト、シュシ・スライマンの尾道での10年間にわたる創作活動を展示する展覧会を開催します。タイトルの「LANDSKAP」はマレー語で「風景」を意味しますが、アーティストの想像力は文化的な基層にも及び、「LANDSKAP」は視覚的要素だけでなく、場の来歴、さらに場に潜在する不可視なエネルギーも包括したものとなっています。

本展覧会は、アーティストと一棟のごくありふれた廃墟の出会いから始まったプロジェクトの深さと拡がりを、尾道市立美術館の空間と再生された廃屋の両方で同時に見ることができる絶好の機会となります。

左上から時計回りに尾道市立美術館、アートワーク・洸庭@神勝禅寺、日章館@アートベース百島、鞆の浦(2014)

伊勢のヤマト王権に匹敵する勢力を誇っていた吉備の国には、昔話、伝説には事欠かない。4~5世紀の中頃、大陸との交流によって優れた技術力を習得した吉備の国には、温羅(うら・百済の王子?)という兇族が新山(にいやま)に築かれた鬼ノ城に立てこもり、人々から鬼と呼ばれ恐れられていた。

吉備津彦命は、吉備の中山に陣を敷き、鬼ノ城に居城する温羅と相対したという。温羅は、鬼ノ城から吉備の中山に陣取る吉備津彦命めがけて巨岩を投げ、吉備津彦命は、鬼ノ城の温羅に向けて1本の矢を放った。岩と矢は空中で衝突し共に落ちた。吉備津彦命は、今度は温羅をめがけて放っ2本の矢の内の1本が温羅の左眼に深々と刺さった。窮した温羅は、鯉に姿を変え川を下る。それに気づいた吉備津彦命は、鵜に化けてその鯉を喰い殺したのである。

このようにして吉備の国は平定され、平和が甦り、美(うま)し国としていよいよ栄えた。吉備の中山は、後世になって、この吉備津彦命を主人公に、犬養部、猿養部など武将、名産である桃や吉備団子も登場して昔話・桃太郎ができあがる。

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