ART BASE MOMOSHIMA

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2014年9月、尾道沖に浮かぶ百島で開催されていた企画展・十字路 – CROSSROAD を訪問。アイキャッチ画像は、柳幸典さんのヒノマル・イルミネーション@百島東映再生計画・日章館。

日章館@百島

メイン会場になっていた旧・中学校を再利用した ART BASE MOMOSHIMA にも柳幸典さんの作品やプロジェクト模型などが展示されていましたが、一番印象に残ったのがトイレ(笑)。直島、豊島 、犬島に連なる現代アートの聖地になりそうな予感と同時に、驚きと感謝の日となりました。

ユーラシア(アント・ファーム)@百島
トイレ@百島

追悼展:康 夏奈(吉田夏奈)/原口典之
    榎忠 “LSDF 020” 展(同時開催)
会 期:2020年10月31日(土)〜終了日未定
    10:00〜17:00
観覧料:1,500円(一般)
会 場:アートベース百島
    広島県尾道市百島町1440
    0848-73-5105

今年2月に逝去された康 夏奈と8月に逝去された原口典之の功績を偲び、追悼展を開催。両アーティストは、ART BASE 百島の開館記念展で常設作品を制作。康 夏奈は実際に百島を歩き、海に潜って感じた世界をオイルパステルで描いた壁画「十一眼レフちんかかと予期せぬハプニング」を展示。

原口典之は、元廃校を改修したギャラリーに合わせて「物性 I」を制作。本作は、1977年の〈ドクメンタ〉に日本人作家として初めて選ばれ、その際に出品した鉄製のプールに廃油を流し込んだ作品「オイルプール」のシリーズである。また、2017年に 乙1731 – GOEMON HOUSE で2トンあまりの大型船の係留ロープを素材とした新作「布袋とロープの関係」を発表し、百島で2点目の常設作品となる。

本展では、多くの人々に感動を与え続ける常設作品と合わせて、康 夏奈と原口典之が百島に滞在して制作した記録写真を公開。同時に、榎 忠の「“LSDF 020″ 展」を昭和時代の家屋を改修した〈乙1731 -GOEMON HOUSE〉にて開催。実際に戦地で使用された約3トンの「薬莢」と鉄のスクラップを再利用して制作された巨大大砲「Liberty C2H2」、旧ソ連製の AK-47 と米国製の AR-15 を模した鋳物のマシンガンを展示。人間を殺傷してきた本物の「薬莢」と「兵器」をモチーフとした作品が同居することで、榎の「Life Self Defense Force(自分の生活は自分で守る)」という信念が顕現している。

開催日は、土・日・月のみで完全予約制。公式サイトよりご予約ください。

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